自閉症の物事の捉え方

自閉症スペクトラム(ASD)の
特性の一つに

般化の困難

があります。

 

般化の困難からくる
物事の捉え方をお話ししていきます。

 

一般的には「同じもの」

私たちからすると
同じものに見てるものでも

自閉症スペクトラムの
お子さんにとっては
異なるものなのだ、

という認識を
指導者や支援者は
持ってください。

 

例えば、
片手に収まるサイズの
カラーボールが
何色もあったとします。

 

一般的にはどれも
「カラーボール」という
一言でまとめますが、

自閉症スペクトラムのお子さんは
色が違うだけで
別物なのです。

 

さらに言えば、
同じ色のカラーボールでも
傷のつき方や微々たるツヤの違いなどで
全くの別物だと判断するお子さんも
実際にいるのです。

 

しかしながら、
自閉症スペクトラムのお子さんでも
学習することで
全てが同じ「カラーボール」だという
認識を持つことが
できるようになるのです。

それは、
お子さんが持っている知能が
自閉症の特性を補っているのです。

 

般化の難しさがあるのに

「般化」ということが
どのようなことかを

しっかりと理解していないと
以下のような質問を持つ人が
いるのです。

 

Aさんはまだ3歳だからか
お母さんの胸を触りたがります。

今はまだお母さんだから
良いのですが、
そのうち、
お友だちの胸を
触らないかどうか心配です。

お友だちの胸を
触らないようにするには
どうしたら良いでしょうか。

 

この場合、お返事としては

「お母さんの胸を触ること」と
「お友だちの胸を触ること」は
つながりがない、ということを
質問者にお伝えをしています。

それはこの「般化」の難しさを
考えれば当然のことなのです。

もし、触ることがあったとしたら
それは知能がはたらいたことになります。

 

ですから、
今からできることは
「お友だちの胸を触らないようにする」
ということではないことも
分かりますよね。

 

般化ができないわけではない

誤解しないで欲しいのは
般化ができないというわけではない
ということなのです。

 

お子さんの学びスタイルに
合わせて物事を教えることによって
般化ができるようになるのです。

 

そして、私たちは
般化を諦めてはいけません。

可能性としては
ものすごく低いものの、
自閉症スペクトラムのお子さんが
できていることは
どんどん広げられる
可能性が十分にあるのです。

 

その可能性を十分に
高くするためにも、
「効果的に教える」
ということが
何よりも大事になってくるのです。

 

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